« 10/3/27-28 奥三河  鳳来 | トップページ | 10/4/4 奥三河  鳳来 »

2010年4月 5日 (月)

10/3/30-4/1 北アルプス 前穂高岳北尾根

 3月の前穂北尾根をスピーディーに登ってみたい。その一度ボツになった山行計画が、3/29に突如再浮上した。29-31日の計画がベストであったが、30-1日でも何とか成功するだろうと踏んで、急いで準備して30日早朝出発する。

メンバー  松田、水本

天候    30日快晴  31日晴れのち雪  1日雪のち雨

使用ギア  8.2mm50mシングル、BD C4カム1個、BD アングル1本 その他基本装備

結果   前穂頂上は遠かった。1日目、軽量化のため水分、行動食を減らしたのが裏目に出て、テントサイトに着いた頃には、エネルギー不足でもう立つのもままならないくらい疲れた。そのため2日目朝早く起きれず、出発は6時前になってしまった。雪の状態も良好とは言えず、5峰でロープを出していた時に早くも雪が降り出す。二人とも精神的にギリギリまで頑張ったが、4峰中間部の緩やかな稜線を歩いている時、風雪プラス視界が悪くなり撤退を決断。春の暴風が来そうだとわかっていたので、稜線上でテントを張るわけにはいかない。やってはいけないが雪崩そうにない雪の状態だったので、涸沢に向け下山を開始した。 3日目は涸沢から上高地へ雪崩の通路を早く通り抜けることだけを考え下山した。

行程  30日坂巻温泉6:40~上高地~慶応尾根2450m地点18:30幕営  31日幕営地5:45~8峰~4峰中間部~4,5のコル~涸沢18:00幕営  1日幕営地5:30~横尾冬期非難小屋~上高地~坂巻温泉16:00

P3300006大野を出発する時降雪があり、上高地までの道路はほぼ圧雪状態だった。坂巻温泉-11℃の中出発。上高地にはいると空高く聳え立つ奥穂高岳の雄姿が迎えてくれる。

P3300013慶応尾根取り付きでアイゼン装着。

P3300019 最初は弁慶の泣き所までのラッセル。昼に近付くに従いアイゼンに雪が付着する。時に20cm余りの下駄になる。

P3300021北尾根のスカイラインが見えてきた。慶応尾根は技術的に難しいところはないが、所々ナイフエッジやきのこ雪が現れ、アイスバーンになっているところもあるので油断できない。

P3300023 松田の仕事疲れを案じて、この日ほぼ全行程ラッセルを担当した。テントサイトに着いた時、疲れでへたりこんでしまった。

P3310024アタック日。前穂頂上が遠く感じる。

P3310025昨日の疲れで、ラッセルは交代で行う。8峰に向うもモナカ雪のためスピードが上がらない。

P3310026 8峰まであと少し。

P3310027 尾根が細いので、所々トラバースで通過する。

P3310028第1のポイント6峰の登り。右寄りに雪壁を直上した。

P3310029 5,6のコルでアンザイレンした。5峰の岩場でスタカットに切り替える。Ⅲ級はあった。この時、降雪と共に風も吹いてきた。日中天気が持ってくれることを願ったが、願いが叶わなかった。二人とも精神的にギリギリまで粘ったが、その後天気は悪くなるばかり。結局4峰中間部で撤退を決意した。懸垂下降やスタンディングアックスビレーでクライムダウンしながら、4,5コルまで下り、そのまま涸沢へと下る。

P4010031_24/1涸沢から下山する。今回天候の悪化と実力不足で頂上まで行けなかったが、後悔はない。また総合的な実力をつけて、挑戦したいと思う。

 

|

« 10/3/27-28 奥三河  鳳来 | トップページ | 10/4/4 奥三河  鳳来 »

雪山山行」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1195559/34095530

この記事へのトラックバック一覧です: 10/3/30-4/1 北アルプス 前穂高岳北尾根:

« 10/3/27-28 奥三河  鳳来 | トップページ | 10/4/4 奥三河  鳳来 »