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2013年5月13日 (月)

13/5/12 永平寺  黒岩

「持つべきは友」

久しぶりに黒岩に行った。前日まとまった雨が降ったので、岩の状態が怪しい芹谷と雑穀谷は諦め、地元の岩場で登ることにした。 福井の友人たちと登っている時、気になる光景を目にした。隣のルートを登る友人が、終了点にあるラペルリングにロープを通して、ロワーダウンしている。僕は、その友人に「リングは懸垂用なので、次回から懸垂してください」と忠告した。僕も以前はリングにロープを通してロワーダウンしていた時期があったが、リングが摩耗することを考え、いつの間にかリングは懸垂用だと思い込むようになっていた。家に帰ってから、釈然としないので、東海の友人に訊いてみた。貴重な意見を多数いただいたので、ここでまとめてみたいと思う。

*基本は終了点にリングを設置する。トライ中は、かんつきカラビナ二つで終了点を作る。ヌンチャク回収時は、リングに直接ロープを通して、ロワーダウンでヌンチャクを回収する。

*福井のあまり登られていない岩場なら、この基本は通用するが、現状はそうではない。まず、結びかえによるロワーダウンは、リスクが発生する。残置ビナがあれば、回収時にそれに通すだけでよく、結びかえのミスによる事故はなくなる。しかし、残置ビナはトライのダウンに使われ、カラビナが磨耗している光景をよく目にする。

*日本と欧米の文化環境の違いもあるようです。欧米では、残置ビナがないのが、常識だそうです。それにしても、リングつき終了点は高価なものなので、色んな配慮が必要なのは間違いない。

*僕は、回収便でみんなリングを使用していたら、リングが摩耗して恐ろしい状況になることを心配していた。でも、ステンレス製のリングは、アルミ製のカラビナより5倍以上耐磨耗力があるそうで、僕の心配も和らいだ。

*最後は、仲間を守る思いやりですね。事故が起きないように、皆が考え、行動することが一番の基本なのではと思いました。

「持つべきは友」という格言は、古今東西を問わず、不滅の格言であることを思わしてくれる一日だった。

福井、愛知、岐阜の友人の皆様、ありがとうございました。

P1010048前日夕方雨も止み、永平寺方面が夕焼けに染まる。明日はいい天気になるだろう。

P1010053壁が西向きなので、午前中早くは登れないと思いつつ、9時に岩場着。乾きは思った以上に遅かった。午後からも続々クライマーの面々が訪れた。こんな黒岩は珍しい。5.9~5.11a程度のルートを7本登った。

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