雪山山行

2018年3月31日 (土)

18/3/24-25 北白山 笈ヶ岳

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笈ヶ岳に至る主稜線

メンバー t田、m上、h千、水本
行程 一日目 一里野7:30~山毛欅尾山~冬瓜山手前1520m(幕営)16:10 夕食鍋 二日目 朝食うどん 幕営地6:10~冬瓜山~シリタカ山~笈ヶ岳~幕営地~山毛欅尾山~一里野17:20
2009年3月は、メンバーの装備不良で、冬瓜山までも行けなかった。頭の中にずっとあった山に、会の仲間たちと行ってきた。冬山の経験が少なく、一番頂上に行ってほしかったm上さんが、体調不良で頂上アタックできなかったのは残念だったけど、新雪あり、ナイフリッジありで、みんな楽しめたのではないかと思う。登り返しが多く、道のりが長い分、雄大な白山を、真っ白な大笠山や笈ヶ岳を長く眺められ、楽しい。
今回、僕達の他に二名入山していたが、いずれも単独の一般登山者だった。山岳会系の人達にも、もっと登ってもらいたい山だと思った。

t、m、hさん、お疲れ様でした。

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一週間天気が悪かったが、当日朝は気温も低く、晴天。

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一休み時に日焼け止めを塗る。春山だな~

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夜中雪が降っていたが、朝はまたいい天気。

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出発してしばらくは、アイゼンも効き、快適な登高。

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冬瓜山山頂付近に、綺麗なナイフリッジが現れる。

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念のため、ロープを出して通過。

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京都から来た岳人に写真を撮ってもらった。ありがとうございます。








 

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2018年2月28日 (水)

18/2/25-26 南アルプス 鋸岳

メンバー t田、m田、h千、水本 行程 戸台~角兵衛沢~鋸岳第一高点~第二高点~中の川乗越~熊ノ穴沢~戸台   1年以上登山に行ってなかったので、体力や登山感が心配だったが、ラッセルをこなせ、ルートファインディングもミスしなかった。全行程で大小2か所、ギャップを懸垂下降してロープを出した他は、ギアを使わず済んだ。反省点は、アイゼンに雪がつかない処置をしておかなかったこと、ストックを角兵衛沢出合にデポしてきてしまったことだった。熊ノ穴沢後半、足元が凍っていて、幾度も転んだ。 反省点があったものの、会の仲間と2日間行動を共に出来、楽しい一時を過ごせて、それだけで満足だ。

25日 晴れ 2時半大野集合 8時戸台駐車場出発 16時半コル下幕営 夕食鍋料理 21時消灯

26日 晴れ 4時半起床 朝食アルファ米他 7時出発 11時半第2高点 16時半角兵衛沢出合 18時戸台駐車場 仙人の湯 夕食ローメン、餃子 0時大野

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何時もの如く、出だしに雪は無く、渡渉を繰り返しながら、先を進む。
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所々凍っていて歩きにくかったが、ぎりぎりまでアイゼンを着けず進んだ。

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クラストしていて、膝を越える雪をラッセルしたので、体力を消耗した。

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コル手前。

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第1高点手前。

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頂上から見る中央アルプス

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八ヶ岳

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頂上、第1高点

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南アルプス

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大ギャップの懸垂下降。付近は岩が脆く、落石に注意。

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第2高点にて記念撮影。大阪の山岳会ペアに撮影を依頼。ここまで、一緒にラッセルをこなしてもらい、とても助かった。O夫妻、ありがとうございました。












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2017年1月 3日 (火)

16/12/23-24 八ヶ岳  赤岳天狗尾根

会の先輩、後輩と三人で冬山山行に出かけた。仕事の関係で、今年も泊まり山行に行きにくく、慌ただしい時期に山行を呼びかけた。今年も異常といえる暖冬で、雪山登山ができるか心配だった。充実した楽しい山行ができたが、今回の山行で、いくつかのことが勉強になった。

1.前日が高温だと、山の雪、氷が解け増水し、出合小屋までの渡渉が困難になる。帰りは、川が凍結していて、渡渉らしい渡渉はなかった。

2.尾根上部に雪の吹きたまり場が少なく、少雪の時は、水を作る雪を確保しづらい。

3.前回雪の多い時ツルネ東稜を下りた時は、赤テープに導かれるだけで下山できたが、今回何度も尾根を間違えかけた。先に下りたパーティーは、間違った尾根を下りて行ったようだ。

23日 7時美し森駐車場~渡渉9回~出合小屋~13時半天狗尾根2350m幕営

24日 7時幕営地~ロープ6回使用~11時15分稜線~空荷にて頂上向かい12時15分赤岳山頂~キレット~ツルネ東稜~18時15分美し森駐車場

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2015年12月12日 (土)

15/12/5-6 北アルプス涸沢岳西尾根

会の例会山行で、今冬初の雪山登山に行った。

メンバー: t田、 mt村、 o橋、 a田、 h島、水本

天気: 5日風雪 6日晴れ後くもり

ルート:涸沢岳西尾根 5日6:00新穂高駐車場~15:00西尾根2360m 6日5:30幕営地~10:00涸沢岳3110m~17:00新穂高駐車場

観測史上最も暖かい11月で、雪山登山できるかやきもきしたが、直前にまとまった降雪があり、無事山行を行えた。降雪の心配の他に、子供からもらって一度治った風邪が、直前にぶり返し、どうなることかと思った。2、3日辛い日が続いたが、出発の深夜目を開けてみると奇跡的に治っていた。 

Pc050119直前の降雪だったので、ロープウェイを越えてすぐにラッセルが始まった。6人交代で進む。

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徐々に雪が深くなり、白出沢手前からワカン装着。

Pc050121雪不足で藪を心配していたが、対して問題なかった。

Pc050122西尾根入り口の藪が一番濃かったところ。

Pc050124新人のa田君。初アイゼンだったので今回は森林限界まで。

Pc050125前半部に急登あり。ここを過ぎて、アイゼン装着。時折風が吹き付ける。

Pc050128雪が増えてきた。o橋君先頭でラッセル。

Pc050129窪地で休憩。

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幕営地手前では、先頭が空荷ラッセルするほどだった。

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2360m地点によいテン場があった。

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時折風が吹いたものの、まずまずの天気で夕食を食べる。

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翌6日、3時半起床。5~6人用のテントで6人だったので、かなり狭かった。冷え込みはない。5時半に出発。

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2600mの稜線で夜が明け、穂高連峰、笠ヶ岳の景色を楽しむ。t田さんが、ここまで空荷でラッセルしてくれた。

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蒲田富士を目指す。

Pc060149o橋君、ナイフリッジを進む。

Pc060150最後の急登部。雪がもっと締まっていれば歩きやすかった。

Pc060153上から見た蒲田富士

Pc060152_2山頂にて。午前中素晴らしい天気だった。初冬の雪山足慣らしの山行をイメージして来てみたが、とってもいい山行だった。

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2015年3月10日 (火)

15/2/14-15 頸城戸隠 九頭龍山東稜

S田君からリベンジの誘いを受け、3度目の挑戦に九頭龍山へと向かう。今年は、去年と打って変わって、きのこ雪がでかい。直近1週間の降雪も多かったみたいで、アプローチのラッセルで、午後の12時を越えてしまった。結局、4ピッチ途中で行動を止め、稜上でテントを張った。翌日、行けるところまで行こうと話しあったが、夕方から雪が激しくなり、翌朝までに40、50㎝の新雪が積もってしまう。ラジオをつけると、長野市に大雪警報が発表されている。3度も訪れ、登れないのは悔しいが、こればかりは仕方がない。無念の思いで下山する。 下山が早かったので、戸隠そばを食べ、神告げ温泉に入って帰った。

P2140013_2キャンプ場で既に膝ラッセルになった。

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アブミを掛けた状態で、雪を削り登っていく苦労は、本人しかわからない。

P2150018過去2度、この稜上を直登したが、今回は右に巻いた。ここの岩下でテントを張った。

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15/1/18 加越山地

富山の和田君と、とある雪壁に登る予定で出かけたが、雪庇に阻まれ、その全容も見れずに終わった。しかし、こんな山域で縦爪のアイゼンをひっさげやってきた和田君の成長ぶりに驚いた。

Pap_0002雪庇に阻まれる。

Pap_0001時間が余ったので、別の壁を見に行ったら、10mのバーチカルアイスが出来ていた。

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2014年12月 8日 (月)

14/11/23-24 北ア  剱岳早月尾根

リーダー会に欠席したら、知らない間に11月の例会山行担当になっていた。11月ならやっぱり雪がないとと早月尾根を企画する。真っ先にhayさんが加わってくれた。そして、前々から一度山行したかった往年のクライマーtodさんmitさんが参加。ワクワクしてきた。oohさんも加わり、楽しみな山行になりそうだ。 連休中日に登り始めたので、幕営地までの荷揚げは、ラッセルなくスムーズにいった。去年より、随分雪が少なかったが、その分クラストしているところが多かった。todさん、mitさんの登りは、終始安定していた。oohさん、hayさんも岩と雪のミックス部でかなりビビっていたが、よい経験になったのでは。天気等、条件も悪くなく、全員山頂に行けたのはうれしい。 今回の山行で、メンバーの一人がパッキングせずに寝坊、遅刻して出発が遅れたり、テントの本体がなく、外張りで夜を明かしたり、夕食担当が、おかずを最後の最後まで出さないパフォーマンスをしたりと、いままで経験したことがないハプニングがあった。だけどtodさん、mitさんと泊まり山行できたこと、そしてそれが早月尾根だったことは僕にとって大きな意義があった。反省と収穫の多い山行だったが、これからも山行、またお願いします。

メンバー tod、mit、ooh、hay、水本

天気 23日くもり(下部一時雨、上部一時雪)、24日くもり

Pb230071去年はここでもう雪があったけど、今年はまだ秋だった。

Pb23007523日は、時折太陽も顔を覗かせた。

Pb230082幕営地から頂上を望む。

Pb230084外張りだけのテントでもなんとか様になった。

Pb230083ブロッケン現象が見られた。感性の違いで、oohさんが第一発見者。僕だけだったら、多分見つけられなかった。

Pb240089翌日登攀開始。

Pb240093所々真剣モードです。

Pb240094稜線直下は、少しクラストしていた。

Pb240098風でカメラが何度も倒れたが、なんとか記念撮影できた。山頂にて。

Pb240101ここまで下りてきたら安心。

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2014年4月15日 (火)

14/4/12-13 北ア 不帰嶮1峰尾根~唐松岳  

2011年4月に一度予定を立て、行けずじまいだった不帰1峰尾根に行ってきた。S田との雪山山行で、2日間こんないい天気に恵まれたのは初めてだった。 岳人4月号に1峰尾根が紹介されていたので、混むかと心配したが、僕らだけだった。不帰沢から1峰尾根への登りから登攀が始まり、1峰山頂で1度緊張を解かれ、2峰北峰上部でまた少し緊張する。2峰北峰で登攀終了。その後楽しい尾根歩きが唐松岳まで続いた。八方尾根からの下山途中、武生からスキー登山に来ていたK氏I氏に会う。日焼け止めを雑に塗りたくっている男4人の光景は、何とも山男らしく、滑稽だ。爆笑トークで花が咲き、最高のひと時を送る。緊張から解放され味わうこの余韻、やっぱ、ええわ~。

メンバー S田(ベルグラ山の会)、水本

12日 晴れ ゴンドラリフトアダムにて1400mまで。その後リフトを使わず登山開始8:30。八方池より八方沢を唐松沢まで下りて、1峰尾根取付きまで。唐松沢から1峰尾根に取りつこうと考えていたが、S田がどんどん不帰沢の方に先行して行ってしまう。不帰沢から1峰尾根は見るからに急登だが、いまさら唐松沢に戻れない。急な雪壁を登り、尾根に出る。その後僕が先行していれば、念のためアンザイレンしようかというレベルの尾根登りが続くが、S田は迷いもせず、どんどん先を行く。断壁で5ピッチロープを出した。1P目水本20m 段のついた正面壁を登る。荷物担いだ登攀は、技術よりパワー、根性だ。少し雪壁を登り、細いダケカンバでビレー。2P目S田50m 雪壁。ランニングビレーなし。しっかりしたダケカンバでビレー。3P目50m水本 短い尾根を反対側に回り、少し雪壁を登ってビレー。ランニングビレーなし。頼りないダケカンバでビレー。4P目45mS田 雪壁。大きなダケカンバでビレー。ここで終わった感があったが、5P目30m水本。傾斜の緩んだ斜面。尾根に出て、肩がらみでビレー。その後ナイフリッジを進み2350m地点で終了17:30。雪洞完成19:00。広い空間でゆっくり休めた。

13日 晴れ 稜線手前の雪壁で1Pロープを出す。45mリードS田。雪庇を崩して稜線に出るのが醍醐味だが、1週間ほど前に入ったと思われるパーティの崩し跡が残っていて、すんなり超えられた。1峰山頂7:15。その後、2峰北峰上部の信州側に巻くところで、念のため3Pロープを出した。2峰北峰を超えると、簡単な尾根歩きになり、唐松岳10:25。八方尾根より下山。ゴンドラから下も、閉鎖されているコースをたどり駐車場13:30。温泉に入って帰途についた。

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1峰尾根が見えてきた。

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唐松沢から見た1峰尾根正面。

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 断壁。ここまで汗だらけで登ってきたが、日陰になり寒くなった。

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雪洞を掘った2350m地点。ここから下も上も細い稜線だったが、ここだけは広かった。

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5:50出発。

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旭岳東稜の雪壁みたいだった。

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主な登攀を終えた。1峰尾根から唐松岳方面をみる。

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2峰北峰で数か所、念のためロープを出した。

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積雪期の唐松岳山頂ははじめて。僕は、八方尾根から3度失敗していた。

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山で友と会うのはウレシイ!!

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2014年3月18日 (火)

14/3/16 北ア 唐松岳八方尾根

1月に2度唐松登山に出かけ、2度とも強風のため敗退している。1度はテントを飛ばされている思い出深い山だ。厳冬期ではないが、カラマツは3度目のトライに、会の仲間二人と出かけた。当日天気は良くない予想だったが、中心気圧が1010hpaとあまり発達していず、強い寒波も降りてきていないので、登頂できると踏み予定を変えなかった。 白馬に着くと既に山頂は雲の中だった。7:30ゴンドラ乗車。標高1400mのゴンドラ終点から登山開始。風雪のため登山を諦める登山パーティにすれ違うこと10回以上。結局丸山ケルンを最後に私たちパーティーだけが進むことになる。稜線までは、風が強く視界が50m程度しかなかったが、時折視界も開けるし、十分行動できる範囲と考え前に進んだ。稜線に出ると凄まじい風が迎えてくれる。視界は10m程度だが、吹きさらしの風で夏道が露出していることもあり、予定通り先に進む。鞍部を越え、登り返して2640mまで来たとき、完全な雪道になった。視界は3m。どこを歩いているのかさっぱりわからない。完全なホワイトアウトだ。登頂することは出来るが、標高差50mをコンパス頼りに正確に戻れる自信がない。日帰り山行でこれ以上のことはできない。泊まり山行だって、行動を中止するレベルだ。しばらく待ったが、一瞬も視界は開けない。あと少しを残し撤退。13:00。何度も何度も耐風姿勢を取りながら下山した。視界の悪い中、八方尾根を下山するのは、簡単ではない。コンパスをフル活用しながら、ようやく八方池まで降りてきた。もう安心かなと思っている時、強い突風がきた。耐風姿勢をとる。風が収まり振り返り仲間を確認する。女性の仲間がいない。もう一人の仲間に訊いてもしらないという。まさかと崖下を覗くと、何事もなかった足取りで、アイゼン、アックスを利かせ登り返している。風で飛ばされ、70、80m滑落していた。重い新雪がブレーキになって、止まったようだった。 スキー場に着くと当然ながらリフトは止まっていた。過去2回と全く同じ風景だった。滑落停止の練習をしながらゴンドラ駅の終点まで行く。ゴンドラも止まっていたが、往復チケットどうすればいいですかと尋ねたら、動かしてくれ下山。17:00に第3無料駐車場に戻った。

*帰って天気図を調べたが、風で飛ばされた14:30頃寒冷前線が信州北部に最接近していた。16日9時の850hpa、700hpaの高層天気図を見ると、輪島上空で風力6程度だった。昼過ぎは、もっと強風が吹いていたと思われる。

*突風に気を付けなければいけないことを、身をもって体験した。

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八方池山荘までは、春の日差しで暑いくらいだった。

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丸山ケルン。ここから先は、我々3人だけになった。

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稜線にでると、物凄い風が出迎えてくれた。

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2014年3月 3日 (月)

14/3/2 越美山地 荒島岳大わさび右稜

10年程前、手前の尾根に取りついて登り逃した尾根を、会のフレッシュメンバーと登った。期待していた朝の冷え込みもなく、上空の冷気との温度差で発生した靄が立ち込める中、尾根の末端に下りていく。靄がひどかったが、時折靄が晴れて、無事取付き口に到着。アイゼンなしでも登られる雪質だったが、念のためアイゼンを装着して登攀開始。1100m付近の雪壁からバリエーションぽい尾根に変わり、1200m付近からは痩せ尾根も出てきた。ヒメマチ稜ほど変化に富んでいないが、荒島岳のバリエーションルートとしてお奨めできる。

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雪が割れやすいところは、雪に圧がかからないよう四つ足歩行。

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 尾根末端の急斜面から取りつく。わさび滝を下りて回り込めば、もっと楽に尾根に取りつけた。

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ここからスタート。

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少し登ると尾根が痩せてくる。

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1100m付近の雪壁。雪崩れた後の少し硬くなったところを狙って登っていく。

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1200m付近を越えると、両側切れたところが出てくる。

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バリエーションらしい尾根が続く。

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最後の急登。

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頂上は雲の上で、青空だった。昼になっても雲海が見えるのは、珍しい気がする。下山途中、滑落停止の練習をした。僕は2度仰向け状態での滑落を見ているので、背中から転んで滑落停止の練習をしている。

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